イジワルなキミの隣で


いつものことだからどうってことはないけど、やっぱりそれでも少しはヘコむ。



「先輩、光流先輩‼︎」



それでもやっぱり好きだから、その瞳に少しでも映りたい。


ねぇ先輩、その瞳に少しでも私を映してはくれませんか?



「せーんぱいってば‼︎」



光流先輩は私の声なんて聞こえてないってフリして焼きそばパンを黙々と頬張る。



「聞こえてますー?光流先輩‼︎焼きそばパン美味しいですか?」



そして


私はその焼きそばパン以下ですか?


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