イジワルなキミの隣で


真っ直ぐ見つめられて


ドキドキが止まらない。



「光流……?」



真剣な瞳。


思わずそらしそうになる。



「智沙」



低く艶っぽいその声と共に


光流の手が頬に触れる。



ドキッ



ビックリして思わず体がビクッとなる。



もう一方の手は腰に回されて


かなり密着してる。



は、恥ずかしい。



「俺の彼女に戻ってくれる?」



腰に回された光流の手がギュッと力強くなる。



「……うん。ごめんね。今度は大切にする」



「俺も。絶対離さない」



光流の顔が近付いて来て


月明かりの中で


キスをした。


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