イジワルなキミの隣で


「んっ……っ」



考える間もなく押し当てられた佐伯先輩の唇。



頭が真っ白になって正常に働かない。



目を大きく見開いたまま固まる私と、慣れたように目を閉じている先輩。


キスされてると認識するのに


かなり時間がかかった。



どれくらいそうしていたかはわからない。



鼓動がやけに大きく耳に響いて気絶しそうだった。



それに




「んーっ!」



く、苦しいっ。


息が……っ。



バンバン胸を叩くと


佐伯先輩はやっと唇を離してくれた。


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