シェアハウスのミュージシャン




賢介「いやぁー。気持ちよかったなー。」

哲「だな。最高。最高。」

「私も一番楽しかった♪」

ひろ「まぁな。」


ガチャ


「あ、小百合さんおかえりなさい。」

小百合さん「ただいまー。てかさ、駅前の騒ぎ何なの?」

「?」

小百合さん「私、あそこらへんいたんだけど、何か道ゆく人が皆口を揃えて、
「あれは凄かった。またきて欲しい。」
って、言ってたんだ…
だれか、有名人来たのかな?」

賢介「多分それ、俺たち…」

小百合さん「えぇぇぇ!まてまて、何で?」

ひろ「俺たち、今日、駅前で歌歌いに行ったんだよ。
まぁ、路上ライブだな。」

小百合さん「…確かに、歌最高とか、歌うますぎ。って、それって沙織ちゃんの事だったんだ!」

ひろ「おい!姉貴!俺らは?」

小百合さん「あんたらは、歌ってないでしょ?」

哲「そーだけど…」

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