GIRL Story
自分で決断出来ない優奈に修二が答えを導く。

「・・・・。」



そっと、修二の手が優奈の頬に触れる。


(解ってる。・・・。)

修二の顔がゆっくり優奈の方に近づき優しくキスをする。

それは受け入れたのと一緒だった。


「嬉しいよ。」

修二はそう言って手を握って歩き始めた。


優奈はホテルの薄暗い部屋の中で修二に抱かれながらこれが本当の愛と言える日が来ることを願った。

< 110 / 207 >

この作品をシェア

pagetop