GIRL Story
「私と別れてほしいの!!」

優奈は修二の目をちゃんと見ながら言った。

「なんで?浮気でもした?」

あまり深く考えてない修二。

「そうじゃないけど・・・。」

「じゃあいいじゃん?」

「・・・もし私の為に別れてって言ったら、別れてくれる?」

今まで修二の気持ちを確認しようとも思ったことがないのに、こんなトコで試そうとしてるなんて変な気分だった。

「そんなに別れたいの?」

質問の答えを無視して修二も優奈を探ってるようだった。

「・・・・私、夜辞めて、地元戻ろうと思って。」

正直に優奈は話た。

「地元帰って何すんの?」

「まだ、わかんないけど・・・。今の生活が特別好きでもないしちゃんとした仕事がしたくて・・・。」
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