GIRL Story
竜を見習って、私も自分の力で何かを掴む為に頑張りたかった。



先ず修二と別れる事。

そう思い優奈は事前に部屋に修二を呼んでいた。


いつも通り修二が優奈の部屋のソファーにドカッと座ってる修二。

(言わなきゃ。言わなきゃ・・・。)

そう思い修二を見つめる。

「何?」

「・・・・。」

「やな事でもあった?」

答えられない優奈に優しくする修二。

(もう決めたんだから!)

優しい修二に言いにくくなる自分に優奈はそう言い聞かせてから言った。
< 129 / 207 >

この作品をシェア

pagetop