GIRL Story
「そこまでして出て行きたかったなんて知らなかった!!優奈最低だよ!!!」
思わず茉莉亜の声が大きくなる。
「・・・。」
優奈は黙ったまま下を向いている。
「人の事家出する時だけ利用して、用が済んだら出て行くんだ?!ずいぶん勝手なんじゃないの?大体家を出て、親が何も言ってこないのは誰のおかげだと思ってんの??」
茉莉亜は自分を止められなかった。
何も言わず出て行った志保。
自分に甘えなくなった竜。
薄情な秀樹さん。
全てが、夜の世界に来てから起こった全ての事が思い出される。
思わず茉莉亜の声が大きくなる。
「・・・。」
優奈は黙ったまま下を向いている。
「人の事家出する時だけ利用して、用が済んだら出て行くんだ?!ずいぶん勝手なんじゃないの?大体家を出て、親が何も言ってこないのは誰のおかげだと思ってんの??」
茉莉亜は自分を止められなかった。
何も言わず出て行った志保。
自分に甘えなくなった竜。
薄情な秀樹さん。
全てが、夜の世界に来てから起こった全ての事が思い出される。