精一杯のLOVEをあなたに。。。


あの時…

斗真を迎えにいってくれた。

私の部屋まで運んでくれた。



彼女は必死で斗真を助けてくれた。


だから…もう彼女を責める気持ちは薄れていた。


「あなたがいなかったら、斗真は助からなかったかも?

斗真を必死で助けてくれてありがとう」



彼女はわたしの言葉に、しばらく泣き続けた。


私はただ黙って隣に座ってた。


そして
彼女の涙が枯れたころ…


「ごめんなさい。

あたしね…イタリアの兄の所に行く事にしたの。そこから新しいスタートきるつもり。

だから、もう二度と二人の邪魔はしない…。

二人の幸せを今は心から祈ってるから…。」


そう言ってさっきまで泣いてた彼女は笑った。


彼女が私にみせた最初で最後の笑顔だった。
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