精一杯のLOVEをあなたに。。。



今日は、笑顔で会おうって決めてここへ来た。


斗真の病室の前で、深呼吸をして、笑顔を作った。


「こんにちわ。また来ちゃった!」


「どうぞ」


変な登場の私に、斗真はこの病室で初めて笑顔を向けてくれた。


少しほっとした。


だって、斗真と久しぶりに普通に話せたような気がしたから…


たったそれだけなのに、飛びあがって喜びたいくらいの心境だった。



「あのさ…
葵ちゃん…ちょっと散歩しない?」



「あっ。散歩?

はオッケーなんだけど…

ちゃんはやめてよ。

なんかくすぐったいよ~。
葵でいいよ。」


「…葵…?
ってか~俺が照れるじゃん」


お互いに顔を見合わせながら吹き出した。


こんな風に話していると、何も変わらないのに…
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