LOVE LOVE KISS♡
うッ…。図星…。でもここは可愛いく素



直にならなきゃ……!


「……ぅん。」


「うんって…なんなんだよ。」


え?!なんか、逆効果?!


あ。でも、樹…顔真っ赤だ。なんだ。


樹、照れてんじゃん。可愛い!


「でもまぁ、俺、お前の素直な所好きだ


よ。」


ドキッ…。や、ヤバイ。王子スマイル!


なんか……Sだったり、優しかったり…


ほんと、樹といたらドキドキが止まらな


くって、心臓がおかしくなりそう。


やっぱ私樹にベタ惚れだな。


私、樹の事好きすぎて、どこが好きとか


わかんないよ。


「あ!それともまた、キスしたかった?


顔がいやらしいぞ。」


「ち、ちがーーーうッッッ!


っていうかどこがいやらしいのよ!」


「きーきーうるせーな。」


「ぅうッ…!」


えーん!なにも言い返せないよー!


やっぱり、俺様意地悪な私の彼氏です!




あ!ってか樹も覚悟してるのかな、


この事がばれたときのこと。


「ねぇ、樹。美コンのルール無視


しちゃって私たち付き合う事になっち


ゃったけど、樹は大丈夫なの?


たぶんばれたらやばいよ?」


すると樹は急に真面目な顔になった。


「そんなの覚悟してるよ。


つーかさ、好きになっちまったもんは


俺、諦められねー主義だから。


俺はお前を俺の女にしたことになんの


罪悪感もないから。安心しろよ。」


樹、そんな風に思っててくれたんだ。


なんか嬉しい。


そーだよね。私も樹もお互いを想ってる


。はず(笑)


その思いさえこれからも変わらずあれば


きっとこんな壁すぐに乗り越えられる。



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