ラストバージン
「それでは、只今よりローテーションでのトークタイムを始めます」
パーティー開始からおよそ十分後、マイクを持った男性スタッフの声が響いた。
「一回のトークタイムは三分間で、こちらからの合図で会話をスタートして頂き、三分経ったら再び合図をさせて頂きますので、女性の方はそのまま、男性の方はスタッフの指示に従って移動して下さい」
十席分ずつのテーブルが横二列に並んでいて、各テーブルに男女が向かい合って座っている。
テーブルとテーブルの間隔は、カフェのような程好い距離感があるから隣の人に気を遣う事はなさそうだけれど、自分の話を聞かれてしまうかもしれないという懸念が芽生えた。
「私の合図でプロフィールカードを交換し、男性の方から積極的に会話を広げて下さいね。それでは、スタートです!」
そんな事を気にしていると、明るい笑顔のスタッフから会話を始めるように促され、慌てて背筋を伸ばした。
「こんばんは」
目の前に座っている男性にそう声を掛けられ、慌てて同じ言葉を返す。
「こんばんは」
「よろしくお願いします」
それから、男性に差し出されたプロフィールカードと自分のそれを交換し、一通り目を通した。
パーティー開始からおよそ十分後、マイクを持った男性スタッフの声が響いた。
「一回のトークタイムは三分間で、こちらからの合図で会話をスタートして頂き、三分経ったら再び合図をさせて頂きますので、女性の方はそのまま、男性の方はスタッフの指示に従って移動して下さい」
十席分ずつのテーブルが横二列に並んでいて、各テーブルに男女が向かい合って座っている。
テーブルとテーブルの間隔は、カフェのような程好い距離感があるから隣の人に気を遣う事はなさそうだけれど、自分の話を聞かれてしまうかもしれないという懸念が芽生えた。
「私の合図でプロフィールカードを交換し、男性の方から積極的に会話を広げて下さいね。それでは、スタートです!」
そんな事を気にしていると、明るい笑顔のスタッフから会話を始めるように促され、慌てて背筋を伸ばした。
「こんばんは」
目の前に座っている男性にそう声を掛けられ、慌てて同じ言葉を返す。
「こんばんは」
「よろしくお願いします」
それから、男性に差し出されたプロフィールカードと自分のそれを交換し、一通り目を通した。