ルナアガス
「田中君、これを見たまえ」
そう言うと、博士は携帯電話を田中に渡した。

「これは?」

「風俗嬢からの営業メールだ」

「拝見します」


――――――

【風俗嬢からのメール】

わたし、博士のテクニック大好き。だって、超絶うまいんですもの。いつもスゴく感じるの。今日も感じさせてほしいな。待ってるから、来てね。バイバーイ

――――――



「普通なら、すぐに店に行ってしまいますね。こんなメール送られたら」

「そうだ。でも、嘘と分かっているから、店には行かない」
そう言う博士はどことなくかっこよかった。



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