誰よりも優しい総長様

卯月side



慶くんが目覚めた日、柚那ちゃんが心肺停止になったって聞いてあたしは居てもたっても居られなかった。


でも病室に行けば迷惑になる。


それが分かってるからこそ行けなかったし、ただ祈るだけだった。


そして暫くして連絡が入った。


どうやら一命は取り留めたらしい。


「良かった…」


あたしは思わず1人でそう呟いていた。


そしてあたしはあれから毎日のように柚那ちゃんの病室に通っていた。


あれから1ヶ月


やっぱり柚那ちゃんが目覚めることは無かった。


ねぇ、柚那ちゃん


いつになったら戻ってきてくれるの?


いつになればまたみんなで笑い合えるの?


毎日行くたびにそんなことを考えていた。


今日こそは!


そう意気込んでは行ってみるけどやっぱりダメでこんな日がいつまで続くのだろう?


そんなことも考え始めていた。


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