探×査×系×女×子
次の日から、円ちゃんは学校に来なくなった。
「やっぱり…落ち込んでるんだよね、円ちゃん…。」
愛さんが言った。
「出てない私にはきっと気持ちは分かんないけど、でも…分かるよ、学校を休みたくなるのも。来たら…笑われちゃうもんね…。」
愛さんの話しぶりは、私にではなく、円ちゃんに語りかけているようだった。
「優ちゃんは、どう思う?」
「どうって…?」
「自分のせいで皆に迷惑をかけちゃった時とか、どう思うのかなって…。」
私には、分からなかった。感情プログラムが備わったからとはいえ、まだ完全ではないのだ。
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