逢いたい~桜に還る想い~
「なんで……なんで、こんな夢を見るのかな!?
あの…桜の泉と、何か関係があるのかな!?
いったい、誰に謝っていたのかな!?
どうしてあたし、血だらけだったのかな!?
小刀、握ってて、…あたし……あたし……」
「───トーコさん!!」
だんだん取り乱していくあたしの肩を、郁生くんが引き寄せたのと、
───あたしが、茫然と呟いたのは、同時だった。
「あたし、……
もしかして……
───その人を、
“殺した”の、かな…………?」