早瀬くん、好き。
「早瀬…」
「んまぁ、友達としてな?
クラスの外では俺が守れるし、いざとなったら鮎原のクラスにも乗り込めんだかんな」
「あぁ。わかってるよ。
なんつっても心春が早瀬にベタ惚れだもんなー、はは」
そう言いながら海王高校を出ていってしまった正樹。
「早瀬くん、大好きぃぃー!!」
だってさ?守ってくれるってさ?
キュンキュンですよ私!!
「知ってるから言わなくていい。
ってことで、もうひと仕事してくるか…」
ん?もうひと仕事?
なにそれ?
不思議に思っていると早瀬くんは
セイヤくん…早瀬さんの前に立った。
ん?なんだなんだ?
「月夜?
どうした?」
早瀬さんも不思議に思ってるみたい。
そして早瀬くんはとんでもない発言をした___。
「兄貴、俺とタイマンはれ」
タイマンですとぉおぉー!?