月城学園生徒会の秘密
ー下校中side颯斗ー
雪奏の手を握っていた俺は、さっき考えていた事を言うか迷っていた。雪奏にこれ以上負担をかけたくない。…だけど皆が傷付く所は見たくない。
「颯斗、難しい顔をしてどうしたの?…私に出来る事なら言って?」雪奏が言うと
「…本当は雪奏に負担をかけるような真似をしたくないけど…」と俺が言ってから雪奏に貰った制服の下に着けていたネックレスを取り出すと、
「これみたいに〔能力の向上〕だけでも何かに付与することは出来ないか?」少しだけ悩むと
「一つだけなら既製品に付与することは出来るよ?けど何時も身につけれるものじゃないと…学園の場合は私たちの場合みたいに婚約者同士が送ったり、家の都合上でない限りアクセサリーは禁止でしょう?」
「腕時計に付与することは?それなら華美では無い限り可能だが…」
「あっそっか!それなら大丈夫。何か一ヶ所に付与するだけなら10分位で出来るよ♪メールでも聞いてみるよ。」
「すまないな…」俺がそう言うと、
「気にしないの!私だって皆を守りたいんだよ…それに謝る所じゃあないよ?」
「そうだな…俺は何時も雪奏に助けられてるな…ありがとう。」そう言うと雪奏は俺の腕にぎゅっとしがみついた。
雪奏の手を握っていた俺は、さっき考えていた事を言うか迷っていた。雪奏にこれ以上負担をかけたくない。…だけど皆が傷付く所は見たくない。
「颯斗、難しい顔をしてどうしたの?…私に出来る事なら言って?」雪奏が言うと
「…本当は雪奏に負担をかけるような真似をしたくないけど…」と俺が言ってから雪奏に貰った制服の下に着けていたネックレスを取り出すと、
「これみたいに〔能力の向上〕だけでも何かに付与することは出来ないか?」少しだけ悩むと
「一つだけなら既製品に付与することは出来るよ?けど何時も身につけれるものじゃないと…学園の場合は私たちの場合みたいに婚約者同士が送ったり、家の都合上でない限りアクセサリーは禁止でしょう?」
「腕時計に付与することは?それなら華美では無い限り可能だが…」
「あっそっか!それなら大丈夫。何か一ヶ所に付与するだけなら10分位で出来るよ♪メールでも聞いてみるよ。」
「すまないな…」俺がそう言うと、
「気にしないの!私だって皆を守りたいんだよ…それに謝る所じゃあないよ?」
「そうだな…俺は何時も雪奏に助けられてるな…ありがとう。」そう言うと雪奏は俺の腕にぎゅっとしがみついた。