時は誰も待ってくれない 下

せっかくのクリスマスなのに雪よりも雨が降りそうな天気。
私は急いでプレゼントを取りに足を早める。
「あ…雨が降ってきちゃった…」
ぽつぽつと降り出したと思ったら突然雨が強くなってきた。
やっとで家に着いた私はびしょ濡れ。
「あーあ傘持っていけばよかったぁ…」
机の上にラッピングされたプレゼント。
頑張ってよかった…喜んでくれるかな?
喜んでくれるといいな。
隼人の笑顔が見たくて慣れない編み物を一生懸命頑張った。
手首で光を放つブレスレットをそっと指でなぞる。早く、私も隼人にプレゼントしなきゃ!
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