☆遅刻が引き寄せた運命☆
☆慌ただしい朝☆
…ジリリリリ ジリリリリ

「う~ん…。ん~…?」
只今、朝の5:30。…外はまだ暗い。
………

ジリリリリ ジリリリリ ジリリリリ ジリリ…
「もうっ! まだ時間あるんだから、寝させてよっ!! ガンッ ………スゥ…スゥ。」


数時間後…


「…り!…ぃり!…ぁいり!…愛李!! 愛李ぃ!起きなさい!!何時だと思ってるのぉ!」
 …ん?なんか私、お母さんに呼ばれてる?? …えっ?今何時?!

「…時計ドコっ?!」
「あっ!あった! …えぇっとぉ…今はぁ…8:25?  ………えっ?!8:25?!」
「どうしよう?!入学式早々遅刻しちゃうヨ?!」

ダッダッダッダッダッ 「愛李、早くご飯食べなさ…」 「お母さん!何で起こしてくれなかっ…」
「お母さんは何回も何回も起こしましたケド?」
「そんなぁ… 私の花のJK生活が初日から台無しだぁ…↓ってかお兄ちゃんは?」
 「愛斗?愛斗ならもう学校行ったわよ?」 「えっ?!」
 
 …どうも!私、川野愛李ですっ …見ての通り、寝坊してしまいました!(汗 それに、一緒に行く約束をしていた兄に置いて行かれました…泣
そして、そして!人生初の寝坊ですっ☆こんな日にはイイコトあるかも♪ 

「…って、こんな事してる暇なぁーい!!!」   ダッダッダッダッ

「愛李ぃ?ご飯たべないと、倒れるぞぉ?笑」

「ご飯なんて食べてる暇なーい!私のご飯、お父さんが食べていいよ!」

ガチャンッ

「えっっと、えっっとぉ…」
「まず、着替えて……よし!着替え完了!」
「次は…顔洗わなきゃ!」

キュッキュッ シャーーー
「洗顔ドコー?…あっ!あった! 早くしなきゃ!」
「よし!洗顔完了! …あっ 歯磨き……」

キュッ

「…よしっ…!OK!」

「あっっ! 占いみてなぁーい!」


「えっと、乙女座は…
あっ あった!
 ん? …最悪なハプニングが、幸運を運んでくれるかも?」
「……まぁ、占いなんて人生で一回も当たった事ないし ってか、時間ヤバっ(汗」
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop