いつか、また、きっと
「知ってるよ」



天井の低いコーヒーショップ。

豆と豆の間の狭いテーブルで向かい合って、その男の子は言った。



「この店の日替わりコーヒーが好きなのも」



「あなたストーカー?」



私は単純な疑問の言葉として言った。
彼は笑った。



「そうかも」


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