ストーカーから始まりました!




「ごめんね、マリー!」




一人本に懺悔をしている私を見て私の勢いにボーゼンとしていた二人は口を開いた。




「調査報告書、通りだね・・・。白石鈴蘭。」

「あははっ、期待を裏切らねぇな!」




呆れたように言う人と面白そうに腹を抱えている人がいた。


あ・・・本に気を取られていてすっかり忘れてた。




「えっと・・・誰?そしてどうして私の名前を知っているの?」




キョトンと首を傾げて聞くと二人は尚呆れたようにそして面白そうに笑った。




「まぁ、いいよ・・・。僕の名前は柊翠。」

「俺の名前は柊慧。
そして双子だからよろしくな!」




ニコッと笑って手を出されるが、どう反応していいのか困ってしまう。




「え、えっと・・・私、お金とか持ってないよ?」




必死に言うと慧君はお腹を抱えて笑い出した。


な、何かショック・・・。





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