もう一度愛して!省也と激甘ラブ アゲイン
「はふぅ。」

「おまえ、何て顔をするんだ。」

「私、変?」

「いや、見たことないほど、すっげそそる顔だった。」

「私が?」

二人で私の部屋へ入った。

服を脱ぐのがもどかしくて

ドアからベッドに行くまで点々と脱ぎ捨てていった。

「沙月、おまえ溶けすぎだ。」

「だって、省也がすごくて、いっぱい感じちゃう。」

「へぇ、そんなこと言っていいのか?」

「どうして?」

「俺を誘うな。ヤバイぜ。どうなってもいいんだな?」

「どうなってもって?どうなるの?」

「そんなのは最後までやらなきゃわからないだろ?」

私はシドニーでの最後の夜、省也ととてつもなく甘い時間を過ごした。

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