私の天然彼氏
「俺、あんなの気にしてないよ?

寧ろ、あさひを悲しませたことの方がよっぽど気になった。

でも嫌われたかもしれないって思ったら中々会いに行けなくて。

俺の方がよっぽど…子供だよ…」


そっか……私達、似た者同士なんだね、悠?


「へへっ……悠、大好きっ!

もう、離れないでね?」


「俺もあさひが大好き。

うん。離れないよ。

寧ろ…離さないよ?」


最後の方は耳元で。


彼の甘い囁きで。

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