同級会、その後、恋愛。
「セフレに週に2日も3日も時間割かないよ」
「だって、いきなりホテル連れていかれたし」
「抱きたくて抱きたくて我慢できなかった」
「…………(野獣?)」

「毎日でも会いたかった」

そう言いながら、手は私の体を撫でる。肩から腰に、腰から臀部に。反対の手はジャケットを脱がし、シャツのボタンを外しにかかる。

「信じて」

シャツを脱がすと、キャミソールの肩紐を肩から落とし、露出したブラジャーに包まれた胸を優しく掴む。

優しく倒され、その隙にブラのホックを外され露になった胸に上條が吸い付く。先端を舌で転がされるように舐められると、快感で思わず甘い声を上げる。すると上條が顔をあげて嬉しそうに囁く。

「この1ヶ月、玲奈の胸触れなくて死にそうだった」

仁藤さんから玲奈になってる。微妙な変化に胸が熱くなる。

「胸だけなのか……」
「もちろんそれだけじゃないけど」

やわやわと胸を揉みながら私を見下ろし上條は問い掛ける。


「玲奈は?俺の事好き?」

「……うん、好きみたい」

そっと上條の背中に手を這わせる。

「みたいってなんだよ。好きなんでしょ」

彼はにっこり笑うと私の胸に吸い付く。

「やっぱり胸が好きなんじゃん……」
「玲奈の胸、美味しいから」

意味わかんないし……


でも、まあいいか。


-fin-
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