なめてんの?
何で?!




私の言うことなんて、聞き入れてはもらえず冷たい言葉を浴びせられた。





私、結構頑張ったんですけど!? 
そんな私の気持ちは虚しく消えた。






“命令”って…。






「何? 何か文句でもあるわけ?」





あるに決まってるじゃん…。





「……ヒドいです…」





「え?」





私、男子苦手なのに…。
早く帰って勉強したいのに…。





最低だ。何なの、三舟介って…。






「私……男子苦手なんです…」





なぜだか介に引っ張って連れて行かれている今。
私は体力も全然ないからスゴく息も上がってる。
なのに介は全然だった。






< 11 / 431 >

この作品をシェア

pagetop