なめてんの?
俺は沙彩にパスタを作ってもらって……
無理矢理、あーんもさせて絶対服従もした。






本当はこんなゲスいことなんてしたくなかった。






だけど、沙彩だと感情が止まらないんだ。






思う気持ちも、それをコントロールすることさえもままならなくなる。






好きすぎて、体がどうかしてる……。






「俺についてどう思ってるか、言え」






沙彩にこう言った理由はただ一つ。






俺についてどう思ってるか聞きたかったからだ。





無理矢理、俺の感情で付き合わせて、本当は
沙彩がどう思ってるか知りたかった。






俺がイヤじゃないのか、とか、不満はないか……とか。






もしかしたら好きだって言ってくれるかもしれない、なんて
アホな期待までしていた。






なのに沙彩の答えは――





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