なめてんの?
「おい、沙彩」






「っ!」






肩がびくっと震えた。





耳元で聞こえた声は………介。






いつから後ろにいたの?







その答え次第で、
あなたは警察につれて行かれるかも…!





……まあ、私をストーカーしたって何もメリットないよね。






暗い気持ちになるだけだ。






きっと介は今来たところなんだ。






だけど空を見上げていた私は全く気づいてなかった、それだけだ。






「……なに?」






「…来い」






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