嫌いですが、なにか?

好きだから。





「で、好きなんでしょ?」

「…うん。」

「告白は?」

「しないよ。彼女いるのに…」

愛華の家で、さっきの事情を話した。



「後悔するよ。」

「でも、「その、《でも》って。唯の悪い所だよ!」

「ぶつかっていかなくちゃいけないよ。だって、唯があの事件から男性が怖いって言ってたのに、好きになったんでしょ!だったら、告白しなきゃ‼︎」

「うん。わかった!もし…だったら慰めてくれる⁇」


「あたりまえ‼︎何年、親友やってると思うの?
あ、昔の写真見よーよ!」


「あ、これ、唯だー!」
「ハハ懐かしいー!」


愛華、ありがと‼︎大好き!


< 108 / 116 >

この作品をシェア

pagetop