空を舞う桜
それからさっちゃんは色々と話し、しばらくしたら教室から出て行った。
出て行ったのを見計らって優ちゃんは後ろを向き、あたしに向かってピースした。
「来ちゃった。」
その言葉と共にウィンク付きで。
き、来ちゃったって…すごい。
他の人達置いて来ちゃうなんて。
すると葵達が、すっと立ち上がった。
「なぁ、屋上いかねえ?」
翔があたしとハルと優ちゃんを誘った。
勿論、了解し屋上へと向かった。
屋上に着き、みんなが座ると口を開く葵。
「なんで、武井来たんだ?」
それあたしも思った。
「なんで、って言われてもな…。」
複雑そうな表情を見せる優ちゃん。