鬼上司?と嘘恋から始めるスイートラブ
「・・・また佐伯か。お前、この計算どうやったんだ?桁数が全然違うだろ。あやうく損害を出すところだったんだ。こんな基本的なことも出来ないのか!!」
辛いな、泣いちゃいそう。
俯き、唇を噛みしめる。部長が私をフォローしてくれるけれど課長はドアをバンと音を立てて開けて部屋を出て行ってしまった。
大丈夫、大丈夫。私は大丈夫。
慣れてる。鬼上司の怒号なんて。だから胸を痛めるのはやめてください。
午前中、経理課はずっとピリピリしていた。課長の機嫌は悪いまま。きっと少しは見直してくれたはずの私が損害を出すような大きなミスをしたから。
課長が席を立ったとき、唯野さんが慰めてくれたり比嘉さんがお菓子をくれたりした。
ただ、課長とは目も合わなくてこれから気まずいと思うと少しだけ胸が痛い。
でも、自己満足だけど名乗り出たことに後悔はしてない。
辛いな、泣いちゃいそう。
俯き、唇を噛みしめる。部長が私をフォローしてくれるけれど課長はドアをバンと音を立てて開けて部屋を出て行ってしまった。
大丈夫、大丈夫。私は大丈夫。
慣れてる。鬼上司の怒号なんて。だから胸を痛めるのはやめてください。
午前中、経理課はずっとピリピリしていた。課長の機嫌は悪いまま。きっと少しは見直してくれたはずの私が損害を出すような大きなミスをしたから。
課長が席を立ったとき、唯野さんが慰めてくれたり比嘉さんがお菓子をくれたりした。
ただ、課長とは目も合わなくてこれから気まずいと思うと少しだけ胸が痛い。
でも、自己満足だけど名乗り出たことに後悔はしてない。