やばい、可愛すぎ。


あまりにはっきりとした口調に、私は返すことができなくなって見上げたまま、固まる。


そんな私から視線を逸らすことなく、水瀬くんは言う。


「でも、白井さん───男が怖い……そうだよね?」


「っっ」


私が言葉を詰まらせると、水瀬くんはやっぱりと口には出さないけれどそんな表情で、くっと息を飲んでいた。




「俺に、手伝わせて。

 白井さんが───男が怖くないって、

 俺が───怖くないって……思えるように。


 少しでもいいから……俺に、手伝わせてほしい」



じっと視線を離さないで、水瀬くんはそういってさっきまで伸ばしていた、腕をそっと伸ばそうとして───



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