甘い誘惑~Sweet Refrain~
すっかり日が暮れてしまっていた。

「もうこんな時間か…」

スマートフォンで時間を見ると、午後7時を過ぎていた。

文緒からの着信は特になかったけど、ここは早く帰った方が無難だろう。

「急いで帰ろう」

急ごうとした時、1台の車があたしの前に止まった。

えっ、何?

そう思った時、窓が開いた。

「フミちゃん?」

そこから顔を出したのは、
「南方さん…」

南方さんだった。

「いやーっ、ビックリしたー。

見たことがある人がいるなって思ったら、フミちゃんだったんだもん」

そう言って南方さんは笑った。
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