吸血鬼たちに甘く囁かれて
と思ったのに……


「あ!祈織ちゃ~ん!!」


後ろの方で誰かに名前を呼ばれたから振り返ってみるとそこには笑顔で手を振りながら女子たちをよけながらこっちに近づいてくる水野楓の姿。


それに気づいた他の生徒会の人たちも女子たちをかきわけて私のいる方に近づいてくる。


あっという間に私のいるところまできてしまった生徒会の人たち……


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