吸血鬼たちに甘く囁かれて

幹に放課後、生徒会室に祈織を呼ぶように放送をかけさせた。




放課後になり祈織が生徒会室に入ってきた。


「棗、この子だよね？」


幹が俺の名前を出したとき祈織は驚いたように顔を俺に向けてきた。


「ん？おぉーそいつだ。サンキューな」