噂のイケメン先生と無感情な結婚
それからの私は、表情がなくなった
笑顔、泣くこと それが出来なかった
どんなに辛くても泣けない
両親が泣いてる横 ただボーッと立っていた
そんなある日、うちに佐藤さん一家が集められた
「話があるんだ」
そう言いお父さんが集めた
「お父さん?」
集まったは、いいものの かれこれ30分以上話を切り出さないお父さん
そろそろ疲れてきたな、と思い私が声をかけると
「高校を卒業したら結婚しなさい。」
お父さんは、それだけ言うとまた俯いてしまった
てか、誰と?
卒業したらってことは、私でしょ
だったら…
「葵ちゃんと…?」
その声が耳に入り私は振り向いた
もしかして…
晴樹さんと?