ニセモノ×初恋=??
「え……?」

私の無意識に出た言葉を聞いて、二階堂さんは目を丸くした。

「それ、どういうことですか?」

二階堂さんの言葉に、ハッと我に返った。

「あ……」

「本当は付き合ってないって言いましたよね!?」

ばっちり、聞こえていたみたいで。

あわててごまかそうと思ったけど。



―――ごまかしたところで、どうするの??



そう、思ってしまって。

児玉くんに騙されているんじゃないかという、心配をしてくれている二階堂さんに申し訳ない気がして。




「私と児玉くん、付き合ってないんです…」





児玉くんの許可はないけど、正直に話すことにした。




児玉くんと付き合うフリをするようになったきっかけ。




その後は下校を一緒にするくらいで、休日に会ったのはついこの間の一回のみで、デートらしいデートはしていないこと。



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