ニセモノ×初恋=??
そんなごちゃごちゃとした考えが頭を回っていて、つい、黙りこんでしまった。
こんなの、自分らしくないって頭ではわかっているつもりなのに。
だけど、ちゃんとした理由は二階堂さんから聞いた話を出さなきゃいけないから、そしたら二階堂さんが私に話した事がバレてしまう。
なので。
「…もう、いい加減、みんなを騙すのも限界かなーって」
適当な理由をつけた。
けど、
「大丈夫だよ、みんなちゃんと付き合ってるって思ってるみたいだから。ちゃんと、浸透してるよ」
優しい顔で言われた。
こんなときにまで笑顔が素敵だなんて。
………ズルい。
ふとそう思ったとき。
思わず丸め込まれそうな自分に気が付いた。
―――うぅむ。こんな理由じゃ通用しないのか。だったら。
「実は好きな人ができちゃって」
努めて明るい口調で伝える。
じゃあ仕方ないね。
児玉くんからそんな感じの返事がくると思ったのに。
「…誰?」
そう聞かれてしまった。
「え、言えないよそんなの!」
慌ててごまかしてみた。
実際そんな人いないから、誰と聞かれたら困る。
「私が勝手に思ってるだけだし!だから…」
適当な名前をいうわけにはいかない。
目を見て話すと嘘だってばれそうだったから、思わず目をそらした。
「好きな人ができたらやめていいって言ってたしいいよね?だからごめん。まわりにも、それで別れたって言っていいから!!」
視線をそらしたまま、早口で捲し立てる。
そんな私の言葉に、児玉くんからの返事はなかった。
こんなの、自分らしくないって頭ではわかっているつもりなのに。
だけど、ちゃんとした理由は二階堂さんから聞いた話を出さなきゃいけないから、そしたら二階堂さんが私に話した事がバレてしまう。
なので。
「…もう、いい加減、みんなを騙すのも限界かなーって」
適当な理由をつけた。
けど、
「大丈夫だよ、みんなちゃんと付き合ってるって思ってるみたいだから。ちゃんと、浸透してるよ」
優しい顔で言われた。
こんなときにまで笑顔が素敵だなんて。
………ズルい。
ふとそう思ったとき。
思わず丸め込まれそうな自分に気が付いた。
―――うぅむ。こんな理由じゃ通用しないのか。だったら。
「実は好きな人ができちゃって」
努めて明るい口調で伝える。
じゃあ仕方ないね。
児玉くんからそんな感じの返事がくると思ったのに。
「…誰?」
そう聞かれてしまった。
「え、言えないよそんなの!」
慌ててごまかしてみた。
実際そんな人いないから、誰と聞かれたら困る。
「私が勝手に思ってるだけだし!だから…」
適当な名前をいうわけにはいかない。
目を見て話すと嘘だってばれそうだったから、思わず目をそらした。
「好きな人ができたらやめていいって言ってたしいいよね?だからごめん。まわりにも、それで別れたって言っていいから!!」
視線をそらしたまま、早口で捲し立てる。
そんな私の言葉に、児玉くんからの返事はなかった。