欲張りでいーでしょ!!!
紗羅side


『『打倒!!!E組ー!!!』』

ワァァッ


B組はすんごい大きな声で円陣を組んで
明日の球技大会に備えてます...。


『ウチのクラス、
スポーツ万能だし、勝てるでしょッッ!!!』

『バスケとかバレーも自身あるしね☆』


クラスのみんなは口々に勝てるでしょ!!!と言う


『でも...やっぱ見所はさー...』

『忍と朝日のサッカーだよね♡♡♡』

や、やっぱり?


聞き耳立てながら聞いてたら、こんなことに。



そう...問題は...。

応援団。


女子は男子の学ラン借りて、
それを着て応援するのが決まりなんだけど。

忍...貸してくれるかな...。



『...し、...忍っっ』


『...紗羅!』


『あの...さ...』

や、やばい、みんないるし。

無理...。


『やっぱなんでもな『待った』い...』


言葉を言い終わる前に腕を掴まれちゃった


真っ直ぐな視線に


ドキッ


『学ラン...。』

ポンッ


『あ...』

良かった...!!!

忍は私の手に学ランを置いた


コソッ

『これで俺の応援してくれたら、
俺...必ず朝日に勝つから』


ドキッ


耳元で甘い声。

ドキドキする...ーッッ///


カッコ良すぎてるし。


『』
< 52 / 62 >

この作品をシェア

pagetop