狼と赤ずきん



休み時間が終わり時計を見ると時刻は12時を回っている。


そんな中午前中最後の授業4時限目が始まった。


ガラガラガラ~


こんな時間に誰だろう?
 

ドアの音に反射的に体がドアの方へと自然に向く


あっ……




「椎葉!今何時だと思ってんだ!」

「・・・」

「チッ!まあ、いい。お前…椎葉早く席に着け」


数学の感じ悪い先生に言われ座る彼


椎葉 仁。


髪の毛が金色に輝く彼の髪と両耳にはシルバーのピアス


彼に近づこうとするクラスメイトは誰1人居なかった。


いわゆる…1匹狼?








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