狼と赤ずきん



あたしはこの瞬間買ってすぐに飲んでしまうあたしの癖に一生分の呪いをかけた


「なぁ?」


「は、はい!!」


「どおしてくれるわけ??」


「えっと…その…えっと…」


頭が真っ白

パニックなあたし


舞千を横目でチラッと見てみると……

って舞千?!

隣に居たはずの舞千の姿が見あたらない……
さては…逃げた…な……


「なぁ!!」

「ひぃ!!はい!!」

「ちょと、こっち来い!!」



ガシッともの凄い力で握られたあたしの腕

あたしはこれからどおなるんでしょうか……


助けを求められない…
あたしは狼に捕まってしまった……







< 9 / 79 >

この作品をシェア

pagetop