死神のレシピ
「すみません
ご心配おかけして。」



「ああ寝たままでいいよ。」



ロニーさんは一見恐そうだけど、実は凄く優しい人だという事がすぐに分かった



「すいませ~ん!」



お店にお客さんが来たみたいだ



「ロニーさん
僕が行くから大丈夫だよ。」



「そうかい
コナン悪いね。」



コナンはお客さんの元へと走っていった



「いらっしゃいませ。」



コナンは手馴れた様子でお客さんの相手をしていた



ロニーさんはその様子を優しい目で見つめていた



「アントニーは
良い人を紹介してくれたよ
あの父子は本当に一生懸命
働いてくれる
それに正直者だ。」



「そうですか
アントニーも喜んでると思います。」



「天涯孤独の私には
今ではあの父子が
本当の子供と孫のように
思えるくらいだよ。」



ロニーさんは嬉しそうにそう言った


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