死神のレシピ
みんな口に出さないけど



アントニーが元気になってくれる事を心の底から願っていた



変なプレッシャーは感じてほしくはないけど



私達の思いはアントニーに届いていると思う



アントニーの笑顔の数は日に日に増えていった



その日、私は両手いっぱいの食材を抱えて帰って来た



アントニーが心配してベットから起き上がってきた



「あ、アントニーは寝てて。
今から料理を作るから
待っててね。」



「今日は何を作るの?」



「ジャパニーズフードの
“お好み焼”よ。」



「お好み焼?」



「昔、地上界にいた時
ルームメートの日本人の女の子から
教えてもらったの。」



私の一番の得意料理だ



よ~し頑張るぞ!!


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