死神のレシピ
職員がやって来て、私に1枚の書類を差し出した



「そちらに記入お願いします。」



「はい。」



私が書類に記入したる間もダレルは私のパーカーを掴んで離さなかった



右も左も分からない天国に来て、凄く不安なんだろうな…



でも…私にはどうする事も出来ないし…



職員に記入した書類を渡した



「それじゃあ
今回の報酬です。」



私は小切手を渡された



やった~!!



やっとお給料がもらえた!



これで地上で、ひもじい思いをしなくてすむ!



本当に嬉しい!



「それじゃあダレル
天国を楽しんでね。」



「え!
ミーシャ行っちゃうの?」



「私は次の魂を
天国に送り届けなくちゃ
いけないから…。」



ダレルは凄く悲しそうな目で私を見つめた


< 78 / 125 >

この作品をシェア

pagetop