愛というキモチのカタチ。
「式はやらないの?」


美来に聞かれてそう言えば何にも計画してなかったなぁ、と気付く。


「んーどうなんだろ。
アタシはどっちだっていいんだよね。」

「籍だけでいいの?」


そう問われて迷うことなくうん、と答えることが出来る。

「彬ちゃんと一緒にいれたらいいの。他はどうでもいいかなぁ。」


「男冥利につきるな、川藤さん。」


だって…いつだって一緒だったから。これからも一緒がいいんだもん。


「それにしてもさぁ、このはって川藤さんの事いつまで”ちゃん付け”で呼ぶの?」


…え?なんで?


「変、かな…」


「だって川藤さん36でしょ?たまには名前を呼んであげたら?」


うーん。
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