愛というキモチのカタチ。
「それとさぁ、このは。
お前も美人なんだよ。
お前自身が自分を卑下してるからわからねぇのかもしれないけどさ。

一緒に出歩くと、周りの男どもがお前見て可愛い、可愛いって言うのを俺は胸くそ悪くなりながら聞いてるんだよ。


わかるか、この気持ち。」


そっと身体を離し、ゆっくりと口付ける。


「誰かに持って行かれそうで毎日不安なんだ。

俺みたいなおっさんなんかより、若い男の方がいいんじゃないかとか思う事もある。」


再び口付けてから離れた唇を指でなぞる。


「だけどお前じゃなきゃダメなんだよ。だから結婚しようって言ったんだ。」
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