愛というキモチのカタチ。
彼氏の友達。
「おかえりなさい。彬くん、高橋くんが来たわよ。」


旅館に戻ると果歩さんからそう話しかけられた。


「圭も呼んでたのか。」

「うん、奥さんも一緒よ。彬くんとこのはさんが来てるって話したら、声かけてくれっていってたわ。離れの右側にもう一戸あったでしょ、あっちね。」


説明するだけして果歩さんはスタスタと歩き去っていった。


よーくよく見てみると、彼女は仕事をこなしてるだけだ。
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