愛というキモチのカタチ。
「最近綺麗になったからさぁ、社内の男性陣に狙われてるのに本人だけがどこ吹く風なのよね〜。」

「美来ちゃん?」


勝手に話を盛り上げている美来にチラリと睨みを効かせてみる。


「はいはい、でもお肌ツヤツヤな原因は温泉だけじゃなくて、愛しの彬ちゃんにたーっくさん愛してもらったからでしょ?」


エレベーターに乗るなりそう言われて。


真っ赤になったこのははわかるとしても。


隣に立つ杉浦までもが真っ赤になっていた。




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