あたしと3人の王子様*





「颯ちゃんとね、祥太はあたしのお兄ちゃんだって話してたの」

「ま、父親は兄貴だろうな」




そこは祥太も納得みたい




「あたし、祥太のこと好きだよ…家族みたいな感じでね?」




それ以上ではないの…




「だからこれからもあたしのお兄ちゃんでいてね!」




最後は偽りのない笑顔で言ったの




「仕方ねーな。いつでも頼れよ?」

「うん。ありがとう!」

「ほら、早く行けよ。日が暮れる」

「うん、また明日ね!」




ヒロくんに会いに行く

今の思いをちゃんと伝える




祥太が応援してくれてるから大丈夫って何度も言い聞かせた




そのころ祥太は…




「お兄ちゃんポジションでも…いっか」




そう言って笑った祥太の周りに

女の人が群がったのは言うまでもない




< 232 / 289 >

この作品をシェア

pagetop