あたしと3人の王子様*





言葉が出なかった




花ちゃんは口を止めなかった




「あたし、変なんだよね。

ヒロくんがいなくなってから、全然テンション上がらないし、地理の時に資料室行くのも面倒になっちゃって、

挙げ句の果てに自分の誕生日忘れてて…



もう、こんなにヒロくんのこと好きになってたってずっと気づいてなかったの」




なんなんだよ、

夢にしてはリアルすぎる




早く覚めろよ

胸のあたりが痛くてしょうがない




ーバチンっ

思い切り自分の頬を叩いた




「ヒロくん!?」

「…痛い」




本当になんなんだよ




「はぁーっ」




盛大なため息をついてしゃがみこんだ




「え、大丈夫?具合悪い?」




違う、そんなんじゃない




「俺、ダサすぎ」

「え?」




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